ディエゴ・ペロッティ
Diego Perotti

単にドリブル突破を行うだけではなく、正確なキックでのチャンスメイクやシュート能力にも長ける、新時代の亜光速ドリブラー。

図抜けたスピードで駆け抜けるドリブルは魅力的だが、サイドアタック一辺倒の選手ではなく、カットインからのチャンスメイク等、ピッチを横に広く使うプレイスタイルが特徴的で、逆サイドのクロスに飛び込んでゴールを奪うプレーも好む。そのため、セビージャではトップ下やセカンドトップでも起用されることもある。また、セビージャではプレースキッカーを任されるように両足のキック精度は高いが、トップスピードからのクロスにはやや精細を欠くか。

ボカのユースチームを途中退団し、12歳の時にデポルティボ・モロンという2部チームのユースに移り、その後、トップ・チームデビュー。下部リーグでプレーしていたところを2007年にセビージャに青田買いされた。EU枠外という縛りを受け、08/09シーズンはBチームでのプレーを余儀なくされたが、09/10シーズン、満を持してフル稼働。アドリアーノやカペルを制し、開幕戦から、それまでの鬱憤を晴らすかのような鮮烈なパフォーマンスを披露。一躍、セビリスタの新たなアイドルとなった。

U-20代表を経て、2009年11月のスペイン戦でアルゼンチン代表デビュー。

ちなみに、父は元アルゼンチン代表、ウーゴ・ペロッティ。