マックス・マイアー
Maximilian (Max) Meyer

「ユリアン・ドラクスラーの系譜を継ぐ」シャルケが輩出した英才。

アジリティーを活かした小気味良いドリブルと優れた得点感覚を武器とする攻撃的ミッドフィルダーで、当世代のドイツ出身選手の中においては才能はトップクラスに位置する。

最大の魅力は小回りが利く機動性で、やや屈み気味の姿勢で相手を惑わすドリブルは脅威そのもの。特にボールを受けてからのターンの速さと切り返しの鋭さは特筆に値する。ラウール・ゴンサレスが背負い、永久欠番の候補とも言われた背番号7を受け継いだ。

ドイツのユース代表にはU-15時代から選ばれ続けており、2012年に開催されたU-17欧州選手権では背番号10を背負い出場。チームの準優勝に貢献し、自身も3得点をあげMVPにあたる「ゴールデンプレーヤー」に選出された。

2014年5月、フル代表のキャップ0でブラジルW杯に向けたドイツ代表の予備登録メンバーに選出。負傷により本大会は辞退したが、5月に行われたポーランドとの親善試合ではフル代表デビューを飾った。