アントニ・マルシャル
Anthony Martial

リヨンユース出身の若手ストライカー。フランスU-17、U-18代表の経験を持ち、2012-13シーズンの2月に行われたアジャクシオ戦において。途中出場でトップチームでデビューを果たした。PK獲得に繋がる素晴らしいワンツーを決めたが、それをゴミスが外して結果に繋がらなかった。

身長はそれほど高くはないが、軽やかなボディシェイプと華麗なキープ、パスも出せるセンスを持っている才能豊かな選手。同年代のチームメイトであるヤシヌ・ベンジアが剛だとすれば、こちらは柔といえる。モナコ出身で飛躍したこと、プレースタイルからティエリ・アンリの後継と見られている。若き日のアンリがユヴェントスでそうだったようにマンチェスター・ユナイテッドでは左サイドでもプレーしている。

リヨンでの将来を嘱望されていたが、2013年6月にはロシア資本の下で大きな補強を行っていたモナコへと移籍。当初はなかなか存在感を見せられなかったものの、2014-15シーズンにはベルバトフと肩を並べる存在となり、チャンピオンズリーグでも活躍を見せた。

バスティアやブレストでプレーした元フランスU-23代表DFのヨアン・マルシャルは実の兄に当たる。