浅野 拓磨
Takuma Asano

各世代代表を経験し、2015年には弱冠20歳で日本フル代表にもデビューした快足FW。

四日市中央工業高校時代に高校屈指のFWとして全国に名を轟かせ、2013年に前年のJ1王者サンフレッチェ広島へ加入。2012年には日本高校選抜、U-18日本代表に選出され、以降は年代別の常連として南野、久保らのライバルとなる。

プロ内定時の紹介文は「第90回全国高校サッカー選手権大会の得点王で、今季の高体連屈指のストライカー。得点感覚が鋭く、自分で仕掛けてゴールを奪うことができる。」 

上背はないが馬力とスピードに乗ったドリブルからのフィニッシュが特徴。2014年1月のU-22アジア選手権ではイラン相手に長距離を独走しゴールを決めている。運動能力は永井謙佑並と評しても過言ではないが、プロレベルでの技術面、連携に大きな粗があり、パスワークを主体とする広島ではその点で苦しむこととなっている。また、広島が1トップ2シャドーのシステムを採用していることもあり、純粋なトップとして起用されない難しさも抱えている。

7人兄弟の三男（2015年5月15日現在）で、2014年のゼロックススーパー杯では後半にプロ初ゴールを記録し、長女（7人目の兄弟）の誕生を祝いチームでゆりかごパフォーマンスを見せた。弟もサッカーをしているという。