佐藤 優平
Yuhei Sato

冷静な判断力で試合の展開を読みながら、“確かなプレー”を選択するクレバーなボランチ。

頭の良さと正確な技術を活かしたパスワークに定評があるが、運動量も豊富でピッチの至る所に顔を出し、守備の場面でも体を張れる点もストロングポイント。課題は球際の強さとスピード不足か。

齋藤学や端戸仁らと同世代のプレーヤーで、横浜F・マリノスのユース時代は彼らをまとめ上げる存在として周囲から注目から集められるタレントへ成長。スムーズにトップチーム昇格へは至らなかったが、国士舘大学を経て、2013シーズンに横浜F・マリノスへ。他クラブからもオファーはあったが、「選手層の厚いところであえて揉まれたい」という意思が入団の決め手となった。

ちなみに、日本でボランチのプレーヤーは10代の頃に様々なポジションを経験した後にこのポジションに落ち着くケースが多いが、彼の場合は珍しく、小学校高学年からボランチキャリアをスタートをさせている。