アントニオ・ミランテ
Antonio Mirante

ユヴェントス・プリマヴェーラ出身で2004年のヴィアレッジョ国際トーナメント優勝時のキャプテン且つ正ゴールキーパー。最大のストロングポイントは抜群の安定感。

プリマヴェーラ卒業後はクロトーネやシエナで経験を積み、06/07シーズンに舞台はセリエBだったが、古巣ユヴェントスへ復帰。ブッフォンの存在があり、ゴールマウスに立ったのは、リーグ戦7試合と少ない出場機会だったが、その中でも存在感を示し、貴重なバックアッパーとしてチームのセリエA昇格に貢献した。翌07/08シーズンは、出場機会を求めてサンプドリアへ移籍。ルーカ・カステッラッツィが負傷していたこともあり、しばらくは正ゴールキーパーとして活躍。しかしカステッラッツィ復帰後は第2ゴールキーパーへと降格し試練の時期が続いた。

ようやく光が見えてきたのが09/10シーズンで、サンプドリアがパルマのDFのマルコ・ロッシを獲得するため、交渉の一部としてパルマへ移籍。この新天地パルマでレギュラーポジションを獲得すると、以降は安定したパフォーマンスを披露。チェーザレ・プランデッリ体制のアッズーリにもコンスタントに呼ばれるようになった。