マルセロ
Marcelo Vieira da Silva Júnior

次世代のセレソンの顔になるであろうとも評価されていた、ブラジル最高峰のレフトバック。

偉大なる“先輩”ロベルト・カルロスと同じく、積極果敢なオーバーラップと強烈なミドルシュートが魅力。また、2010-11シーズンにレアル・マドリーにやってきたジョゼ・モウリーニョ監督の下で守備力も飛躍的に向上させ、既に守備面では偉大なる先輩を凌駕している。

ペジェグリーニ時代には、攻撃的MFとして起用されるなど、左サイドに張るのではなくピッチの至る所に顔を出す、独自のスタイルで貢献していた。

その後、モウリーニョ就任と同時に左サイドバックに復帰。当初は放出要員と目されていたが、「成長できる可能性がある」と見込んだ新監督の「守備陣の注意力さえ増せば、お前は世界最高のサイドバックになれる」という一言に奮起。これまでサボりがちだった、ボールロスト時の切り替え、球際での激しさを身に付けたことで攻守で活躍できる、好タレントへと成長した。

ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドとは大の仲良しで、ピッチ内でもレアル・マドリーの左サイドで抜群のコンビネーションを見せている。

2011年7月にスペイン国籍取得。

ちなみに、カスタマイズするほど、カシオの腕時計『G-SHOCK』好き。