アドナン・ヤヌザイ
Adnan Januzaj

マンチェスター・ユナイテッド下部組織出身のウィンガー。

左利きではあるが、右サイドや中央高めの位置を本職にしているために香川やギグスの後継という呼び声もある。ユナイテッドの下部組織では広い視野、ボールタッチの柔らかさ、抜群のキープ力お洒落な小技を見せ、セットプレーも担当していた。ファンハール政権ではセンターハーフとしても試されている。

アレックス・ファーガソンは「18歳ではあるが、素晴らしいボディバランスと加速を持っている」と評している。13/14シーズン前の移籍市場ではバルセロナが興味を持っているとも報じられた。

ベルギーやコソボ、アルバニア、クロアチア、トルコなど様々な代表チームを選択できる状況にあり、イングランド代表のロイ・ホジソン監督も代表招集を熱望した。クラブキャリアでの注目の一方で代表選択については一切の無言を貫いてきたが、2014年4月23日、ベルギー代表を率いるマルク・ウィルモッツ監督によって同代表を選択することが発表された。

2014年W杯に挑むベルギー代表の最終登録メンバーにも招集。1年弱にわたって繰り広げられた代表選択論争に終止符が打たれた。その後、EURO2016を終えコソボがFIFAに加盟するとコソボ代表を選択したと発表された。しかし、1年がたってもデビューには至っていない。