ラウール・アルビオル
Raúl Albiol Tortajada

バレンシアの下部組織時代から首脳陣の注目を集め、武者修行先のヘタフェで結果を出してその名を高めたスペインを代表するセンターバック。

高い身体能力に加え、高い技術も併せ持ち、ディフェンスの選手では珍しく攻撃の起点となるパスを出せることが特徴。大成後はセンターバックが本職となっているが、元々はピボーテを生業としていた選手で、ヘタフェ時代にコンバートされて成功した経緯を持つ。

09/10シーズンよりレアル・マドリーに加入。名実ともにスペインを代表するセンターバックへと成長するも、マドリー移籍後は、ペペとのコンビネーションに苦心。周囲との連係不足から持ち味の一つであった繋ぎの意識も低下、カルバーニョにレギュラーを奪われる。

ヘタフェ時代にはU-21代表にも名を連ね、長きに渡りファンから「アルビオルを代表へ」という声が上がっていたが、2007年10月、EURO予選のメンバーとして念願の代表入りを果たした。

13/14シーズンにカジェホン、イグアインとともにレアル・マドリーからイタリアのナポリへ移籍。ラファ・ベニテス監督率いるチームのDFリーダーとして君臨した。