ロベルト・ソルダード
Roberto Soldado Rillo

レアル・マドリーの下部組織FW、神童とも呼ばれた逸材。

しかしながら、カンテラ軽視のギャラクティコ政策の煽りを受けた形で、ポルティージョ同様に下部組織で数々の偉業を成し遂げながらも、マドリーのトップチームでは活躍の機会を十分に与えられず他チームへ移籍した。

目立った身体能力は無いものの基本能力的には万能で、サイドへ開きボールを受けビルドアップの手助けをすることがあるが、守備に関しては意識は薄いオールドスクールな一面もある。

一番の魅力はなんといってもストライカー的な我の強さと、見た目からは想像も出来ないパワフルなシュート。ウィークポイントとしてはやや雑でムラっ気があり、しばしば孤立する点が上げられる。それでも、一人で何とかしてしまう能力があるため年間10点程度は期待できる。

事実、オサスナとヘタフェに在籍した3シーズンで11、13、16得点を上げ、起用されれば確実に結果は残すと、ビジャの後釜としてバレンシアへと移籍した。

2004年のU-19EURO優勝メンバーで、U-21代表を経てEURO2008予選でA代表にも選ばれた。

あだ名はゴールパフォーマンスから“かもめ”。