マルティン・カセレス
José Martín Cáceres Silva

2010,2014年W杯のウルグアイ代表DF。愛称は「裸(Pelado)」、尊敬する選手は同胞の先輩フランチェスコリ。

若い頃から期待された選手で、年代別の代表で評価を高め欧州移籍。バルセロナ、セビージャ、ユヴェントスとビッグクラブを渡り歩いている。

体型は華奢だが危険を顧みず頭からでも躊躇なく飛び込む勇敢なDFで、球際での激しい守備と機動力が武器。前への意識も強く、パスカットからのオーバーラップも魅力である。良くも悪くも勝気で荒いがファイティングスピリット、チャレンジ精神に富んだ選手だ。なお、本職はセンターバックだが体格のこともあり、左右両サイドバックで起用されることも多い。

技術的にそれほど優れた選手ではないため高額で移籍したバルセロナでは失敗したが、ユヴェントスのコンテ体制では右のサイドバックやウィングバック、またバリザーリ、ボヌッチ、キエッリーニらのバックアッパーとしてセリエAの3連覇に貢献。世界的な評価を高めている。

2010年大会は控えだったが、以降、ホルヘ・フシレの大怪我などもあり左サイドバック（or左ストッパー）のポジションを獲得。カセレス自身の奮闘も光った2011年コパ・アメリカで優勝を飾った際にはフ○○ン画像がネットに出回り話題となった。