リカルド・オルタ
Ricardo Jorge Luz Horta

ヴィトーリア・セトゥバルの下部組織出身ウィンガー。ポルトガル代表経験あり。2015年のU-21欧州選手権のメンバー。

未来のクリスティアーノ・ロナウド、未来のナニと期待されるポルトガルのテクニシャンである。圧倒的な俊敏さを持つ足元があり、多彩なフェイクから正確なキックを繰り出してくるアタッカー。また、セットプレーの精度にも長けるなど、ドリブルだけでなく、シュートの巧みさもある。

ただし、フィジカルが全くないためぶつかられると厳しいところもあり、どちらかと言うとクアレスマの若いころに似ている。

もとはベンフィカの下部にいたが、そこでは“発見”されず。ヴィトーリア・セトゥバルに移った後、当時の監督ジョゼ・モタに見出された。モタは当時からその天性の才を認めており、「偉大になるクオリティがある」と述べていた。その言葉通り、プロ2年目からレギュラーに定着すると、すぐさまマラガに引き抜かれた。

2014年9月のEURO予選アルバニア戦でフル代表デビュー。20歳の誕生日を迎えるちょうど1週間前であった。