ハビ・マルティネス
Javier Martínez Aguinaga (Javi Martínez)

10代の頃からバスクの英雄であったゲレーロの後継者として注目を集め、17歳でレギュラーを奪取した大型MF。

活動エリアが広く、スペインでは珍しい「Box to Box」型のピボーテであるが、最大の武器はその大人びたプレースタイル。まさにベテラン顔負けの井立ちで、試合の流れを読んだ効率の良いプレー選択が出来る頭脳派であり、スケールの大きさも感じさせる。

代表では、U-17～21代表を経て、2010年にA代表デビュー。さらにはワールドカップ代表メンバーにも抜擢されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで知名度を向上させた。

11/12シーズン、新指揮官ビエルサのもとCBへと本格的にコンバートされ、新境地を開拓。五輪代表でも同ポジションでプレーし、日本代表とも対戦した。11/12シーズン終了後には、レアル・マドリーやバルセロナなど様々なクラブへの移籍が噂されたが、最終的には2012年8月29日にバイエルンへ5年契約で加入することを発表。この契約に生じた約4000万ユーロという金額は、ブンデスリーガの50年の歴史において最も高額な移籍金となった。

2013/14シーズン、クラブワールドカップを制覇。大会が行われたモロッコからスペインに帰国する際、飛行機が緊急着陸するというハプニングが起き、「10秒から15秒ほど、死を覚悟した」と語っている。

バイエルン・ミュンヘンでもCBとして起用されることが少なくなく、負傷に見舞われることもしばしば。

ちなみに、ビルバオ生え抜きのように思われがちだが、実はオサスナの下部組織出身で、17歳の時に約7億円でビルバオに引き抜かれた経歴を持つ。

公式サイト　http://www.javimartinez8.com/