セサル・アスピリクエタ
César Azpilicueta Tanco

スペイン代表において、セルヒオ・ラモスの後任を担うと目されている、攻撃力豊かなサイドバック。

かつてはウィングをやっていたそうで、アイドルはフィーゴだという（elpaisの2013年インタビューより）。フィジカル面の強みは持っていないものの、運動量が豊富で技術も兼ね備えている。積極的なオーバーラップからのクロスボールが得意の形。

06/07シーズンのUEFA杯でオサスナのトップチームでデビューし、4月にはリーガ・デビュー。その後は着実にキャリアを重ね、10/11シーズンにはディディエ・デシャンに熱望されフランスに渡り、マルセイユに加入した。マルセイユでは加入直後からレギュラーポジションを獲得。序盤は「頼りない」と批判を受けたこともあったが、チームに馴染むのが早く数カ月で信頼を得るだけのパフォーマンスを見せ始めた。しかし11月末に前十字靭帯を断裂し、シーズン絶望の大怪我を負ってしまった。

また2007年のU-19欧州選手権優勝チームのキャプテンであるが、その頃は3センターの右を務め、本職ではないもののアーセナル、マンチェスター・シティ、リヴァプール、バレンシアなど名だたるビッグクラブから注目を集めた。