フアン・マタ
Juan Manuel Mata García

レアル・マドリー下部組織出身で、ほぼすべてのユースカテゴリーでスペイン代表に選ばれているタレント。

小柄だが俊敏性に優れ、突破力があり、高いシュート技術を持つ。ウィング、トップどちらでも起用可能。左サイドから中央に切れ込み、バイタルエリアで違いを見せつけながら周囲をサポートするチャンスメイク能力は欧州においてもトップクラスにある。

代理人を勤める父親がプロであるトップチームとの契約を急いだため、レアル・オビエドでプレーしていた時に引き抜かれたマドリーの下部組織を離れ、2007年に故郷であるバレンシアとプロ契約。

開幕当初は全く出場機会を与えられなかったがクーマンによるチーム改革の一環によりスタメンに名を連ねるようになり、一気にブレイク。10番を背負い、チームの主力へと成長すると、2008年11月にはデル・ボスケ監督によってA代表へ引き上げられた。

11/12シーズンからはチェルシーでプレー。移籍初年度から不動のレギュラーとして地位を築き上げ、FAカップとCLの二冠に貢献。12/13シーズンにはトーレスを復調させるだけではなく、オスカル、アザールら新加入組をすんなりフィットさせるために支える働きもこなし、その能力の高さを改めて証明した。

チェルシーでは2年連続でチーム内MVPに選ばれるなど確固たる地位を築いたが、モウリーニョの帰還で出番が減少（守備面でのタスクによるものとの報道）。2014年1月、マンチェスター・ユナイテッドのクラブレコードとなる3710万ポンドもの移籍金によって移籍した。

公式サイト　http://www.juanmata10.com/→http://juanmata8.com/