川崎フロンターレの下部組織出身。U-18からトップチームには昇格できなかったものの、阪南大での活躍によりプロとして戻ってきたMF。川崎では初めてU-18から大学を経て加入した選手となる。 優れたテクニックとアジリティ、さらには高い心肺機能を備え、中盤ならどこでもプレー可能。自身は中央でのプレーを望んでおり、また出し手にも受け手にもなることができるプレースタイルやその背格好から「中村憲剛の後継者」として期待されている。初年度の背番号も中村がルーキーイヤーに着けていた26番を与えられた。 大学入学時は阪南大の須佐徹太郎監督が心配するほど細身の体型だったが、1年目からレギュラーとして活躍。イニエスタを彷彿とさせるプレーで「カニエスタ」の異名をとり、大学3年のときには関西大学1部と総理大臣杯の二冠を達成。リーグ戦では18アシストをあげアシスト王に輝いた。 2013年6月、翌年からの川崎入団が内定し、同年9月には特別指定選手としてチームに加入。「中村憲剛2世」と期待され2014年から正式に加入したものの、「風間スタイル」を支える中盤の分厚い選手層の中でリーグ戦の出場はゼロ。2015シーズンはJ1に昇格した湘南ベルマーレへ期限付きで移籍している。
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