ジエゴ・コスタ
Diego da Silva Costa

ブラジル国内のバルセロナEPのユース出身だが、プロキャリアのスタートはポルトガルからという異色のストライカー。

デビュー後は半年ないしは1年単位でチームを移籍することも多く流浪の選手とも言える。GKアセンホとの入れ替わりで加入したバジャドリーでレギュラーを獲得すると、10/11シーズンにはアトレティコへ再加入。11/12シーズン前半アトレティコでは出場なしに終わるも、1月に移籍したラージョでは主力として起用されると半年で10ゴールと爆発。持て余し気味だったその才能をようやく開花させると、復帰した翌12/13シーズンにはアトレティコでも主力選手へと成長した。

体は大きいがブラジル人らしく、とにかく足元で貰うのが好き。サイドへ流れてドリブルキープ、DFを振り切るスピードがありインザーギの様な裏への飛び出しなどワントップでの起用でも役割はこなせる。ダーディーな選手だが、エリア内での落ち着きもありドリブルで持ち込んでからのシュートはリーガでの屈指になりつつある。

7キロオーバーでプレシーズン合宿にやってきたり、2年連続遅れて合流するなどプロ意識には欠ける一面も。また、試合中DFと見えないところでやり合うなどリーガでも指折りの狡猾な選手でもある。（セルヒオ・ラモスに対して咬んだ鼻水を投げつけたことも。）ただ、汚さを除けばプレーが不真面目というわけではなく、前から追うチェイシングもしっかりこなせる。