リッカルド・モントリーヴォ
Riccardo Montolivo

アタランタ・プリマヴェーラが輩出した最高級のタレント。以前、コリーニが「カカーになれる」と評したほど才能に溢れ、テクニック、パスのアイディア、シュートセンスなど数多くのストロングポイントを持ち、本人は「ジェラードのような選手が理想だ。」と語る。

アタランタ時代にはトレクアルティスタとしてプレーしていたが、05/06シーズンから加入したフィオレンティーナでひとつ下がった位置で起用されるようになり才能が開花。タイミングの良い飛び出しからのミドルシュートなど得点力も飛躍的に向上し、2007年にはオスカル・デル・カルチョの最優秀若手選手賞を受賞、確実に成長を遂げて行く。09/10シーズン冬のメルカートで、それまでのキャプテンであったヨルゲンセンが移籍してからは、モントリーヴォがチームのキャプテンを引き継ぎ、名実ともにチームの象徴となった。11/12シーズンを最後にフィオレンティーナから離れることを決意し、ミランへのステップアップを果たす。

代表レベルでもユース年代から活躍し、タイトルこそ手にすることは出来なかったが、2007年のU-21欧州選手権、北京五輪等に出場。アッズーリデビューはその直後の、2007年10月17日に行われた南アフリカとの親善試合で、以降代表に定着し2009年のコンフェデレーションズカップ、2010年FIFAワールドカップ、EURO2012と主要大会のメンバー入りを果たしている。

公式サイトは「http://www.montolivo.it/」