マウリシオ・イスラ
Mauricio Aníbal Isla Isla

チリ代表として2010、2014と2度のW杯に出場した、守備のユーティリティープレイヤー。

特別なことが出来る選手ではないが、体力と戦術眼と一定の技術を備え、攻守に気を配れる貴重な存在として監督から重宝される。ウディネーゼ時代の左サイドハーフなど攻撃的なポジションで起用された際は器用に難なくこなすが、出来る事は限られてしまうのでやはり守備的なポジションでこそ本領を発揮する。

キャプテンを務めた2007年U-20ワールドカップでの活躍が認められ、同年夏のメルカートでウディネーゼに加入。中盤のセンター、ストッパー、サイドバックと複数のポジションで起用されながら結果を残し、10/11シーズンには右ウイングバックのレギュラーとしてチームの快進撃を支えた。

A代表ではビエルサ体制下でレギュラーを掴み、2010年ワールドカップに出場。初戦のホンジュラス戦で決勝点となるボセジュールの先制ゴールをアシスト。チリ代表のワールドカップでの勝利を48年ぶりにもたらす大仕事をやってのけた。