サルヴァトーレ・ボッケッティ
Salvatore Bocchetti

2008年のトゥーロンや北京五輪出場したイタリアユース代表でレギュラーを務めた、当世代を代表するディフェンダー。

本業はセンターバックだが、サイドバック、ウイングバックと複数のポジションでもプレー可能で、利き足とは異なる右サイドでのプレーも厭わない。

2007年にアスコリからレンタルで加入したフロジノーネで頭角を現し、翌年には完全移籍を果たし、セリエBにおいて38試合に出場。その後、08/09シーズンにジェノアへのステップアップに成功し、一時期はガスペリーニのフットボールにおいて重要な役割を果たすが、急速な進歩を遂げた同世代のドメニコ・クリッシトにポジションを奪われる形でトーンダウン。2010年に移籍したロシアのルビン・カザンで復活を果たし、同年に行われたW杯代表メンバーにも名を連ねたが、成長は停滞気味。また、EURO2012へ向けた代表候補メンバー32名に選出されるも、その後人数が25名に絞られたところで落選を味わった。