エミリアーノ・モレッティ
Emiliano Moretti

2004年のU-21欧州選手権の優勝、2004年のアテネ五輪銅メダル時のメンバーで、センターバックでもプレー出来るディフェンス力が最大の持ち味だが、サイドバックとしては攻撃面で貢献出来る部分は少ない。

セリエC1のロディジャーニでプロデビュー後、フィオレンティーナで活躍。02/03シーズンには21歳でユヴェントスに引き抜かれ、順調にスター街道を歩んだ。しかしビッグクラブの壁にぶち当たり出場機会に恵まれず。冬のメルカートでモデナへレンタルされ、翌03/04シーズンもパルマへ移籍した直後にボローニャへと飛ばされたが、腐らずにプレーを続けた。するとシーズン終了後、再びビッグクラブでプレーするチャンスが巡って来る。

04/05シーズン、スペインのバレンシアから声がかかり移籍。かつてチームに所属した偉大な左サイドバックであるアメーディオ・カルボーニの後継者として期待され、在籍した5シーズンで135試合に出場、2004年のUEFAスーパーカップ、07/08シーズンのコパ・デル・レイといったタイトルを獲得した09/10シーズンからはイタリアへ戻りジェノアへ加入。当時指揮官を務めていたガスペリーニが好む3-4-3システムのスイーパーを務めるなど、スペインで一回り大きく成長してきた姿を披露した。

2014年11月、33歳にしてイタリア代表に初招集された。