ソクラティス・パパスタソプロス
Sokratis Papastathopoulos

U-21ギリシャ代表時代にはキャプテンを務め、2008年2月5日、親善試合のチェコ戦で19歳ながらフル代表デビューを果たしたエリート。

骨太な体格からも分かる通りフィジカルコンタクトに強く、跳躍力や走力など身体能力の高さ、カバーリングの勤勉さもストロングポイント。また、センターだけではなく、サイドの起用にも応えられる利便性をもっており、サイドバックで起用された際には、アグレッシブな攻撃参加を見せるなど、推進力も低くはない。

AEKアテネで活躍し2008年のギリシャ最優秀若手選手賞に輝くと、08/09シーズン夏のメルカートで早くも国外のクラブが争奪戦を繰り広げ、アヤックスとの獲得レースに競り勝ったジェノアが獲得した。

ジェノアではガスペリーニ監督の元、ストッパーやウイングバックなど様々ポジションで起用されると、アグレッシブなプレースタイルが戦術と合致。2年目となる09/10シーズンには主力としてハイパフォーマンスを披露した。

しかし、そのプレーが評価され、10/11シーズン夏のメルカートでミランへ移籍するものの、さすがに選手層の厚いビッグクラブではバックアッパーの位置を脱せずに評価も急落。11/12シーズンにこちらもレンタルで加入したブレーメンで復活を果たすものの、ステップアップに苦戦している。

2013年夏にボルシア・ドルトムントと5年契約を結んだ。

名前が長いため国際大会ではしばしば"Sokratis"で登録され、2010年W杯にも登録名は"Sokratis"であった。しかし、2014年W杯コスタリカ戦でゴールを決めた際には、ワールドカップでゴールした最も長い名前の人という珍記録を作っている。

愛称は"Papa"。