ジュゼッペ・スクッリ
Giuseppe Sculli

ユヴェントス・プリマヴェーラで育ったセコンダ・プンタ兼ウィンガー。

スピードを武器に前線をかき回し守備面でもチームに貢献するプレースタイルが特徴で、中盤のワイドでもプレー出来る柔軟性も兼備する。若い頃は血の気が多く、審判に楯突くシーンや、ラフプレーに走ることが多かったが、年齢を重ねるとともにクレバーさを備えて行った。

02/03シーズンのモデナで31試合8ゴールをマークしブレイク。08/09シーズンから所属するジェノアでは、ガスペリーニにオフ・ザ・ボール、前線からのチェイシングを買われスタメンに定着した。ジェノアでのプレーが評価され、10/11シーズンにはインテルへの移籍が噂されるなど、その動向に注目が集まったが、冬のメルカートでラツィオへ移籍した。

またユース年代の代表で豊富なキャリアを持ち、U-15からU-21までのイタリア代表に選出され、ジラルディーノやデ・ロッシらと共に2004年のU-21欧州選手権優勝、アテネ五輪銅メダル獲得に貢献した。

マフィア組織ンドランゲタ（'Ndrangheta）の大物ジュゼッペ・モラービトの孫。