レオナルド・ボヌッチ
Leonardo Bonucci

ユヴェントスとアッズーリの将来を担うと期待されるセンターバック。

対人守備や空中戦で強さを見せ、的確なカバーリングも持ち味のひとつ。また、ディフェンダーとしてはボールスキルが高く、効果的な楔のボールを前線へ入れることも出来る。課題は集中力を欠くプレーがしばしば見られること。

インテル・プリマヴェーラの出身で、09/10シーズンに所属したバーリでブレイク。若手の起用に積極的だったジェンピエロ・ヴェントゥーラ監督の下、ラノッキアと共に開幕からレギュラーとしてプレー。当時U-21イタリア代表でもコンビを組む二人が形成した守備ブロックは抜群の安定感で、セリエAでもトップレベルの守備力を誇った。さらに、2010年3月のカメルーン戦でアッズーリデビューも果たすと、そのまま2010年W杯メンバーにも滑り込んだ。そのほかにもEURO2012、EURO2016など国際大会を多く経験している。

セリエAでもトップクラスのディフェンダーへと成長したボヌッチだが、この当時ジェノアとバーリが共同保有していたことから、その去就に注目が集まった。そんな中、10/11シーズン夏のメルカートで、ユヴェントスの新GMに就任したマロッタが交渉をまとめ、新天地はトリノのビッグクラブとなった。ユヴェントス加入後はすぐにレギュラーに定着。アッズーリでもコンビを組むキエッリーニと共に、開幕から守備陣を支えた。

翌、11/12シーズンは、コンテ監督の元3バックと4バックどちらのシステムにも対応し、スクデット獲得に大きく貢献。ウィークポイントだったプレーのムラも解消され、ワンランク上のレベルへ到達した印象を与えると、長きにわたりDFリーダーとして君臨した。

公式サイト:http://www.leonardobonucci.it/