エデルソン
Honorato Campos Ederson

2003年のU-17ワールドカップでブラジルを優勝に導いた司令塔。

視野が広くテクニックも高い。なにより得点を奪うことが念頭にある事が、優れたパサーで終わらない選手であることを感じさせてくれる。またワンツーなどの連携を作るセンスや、フックボールのように曲がる精密なフリーキックなど、攻撃面での武器は数多い。

18歳でフランスのニースに引き抜かれ、05/06シーズンから徐々に出場機会を増やし、攻撃の中心に成長。07/08シーズン終了後に移籍を決断し、様々なビッグクラブの中からリヨンのオファーを受託、1400万ユーロで移籍した。

リヨンでは2シーズン中心選手として活躍したが、ピャニッチ、グルキュフ、ブリアン、バストスと加入する中で徐々に存在感を失っていった。10/11シーズンはほぼ戦力外になると言われ移籍も噂されたが、本人の意向もあって残留。初出場の試合では存在感を見せてアピールしたが、いきなり大怪我を負い長期の離脱となってしまった。

苦しい時間が続いたものの、11/12シーズンは復活の年となった。リヨンの財政難によりピャニッチが放出され、グルキュフは不調に陥ったことでレギュラーを獲得。安定した出場機会を得たことにより調子を取り戻し、ニース時代のような切れ味鋭いプレーを見せるようになった。

2012年夏にラツィオへ移籍。2年目からは10番を与えられたが、その背番号に相応しいプレーを継続的に見せることができず。2015年7月に母国のフラメンゴへ移籍している。