マテュー・ドゥビュシ
Mathieu Debuchy

若くしてリールでは準レギュラーの立場となり、20代前半にして既に出場試合は100を超えた実力者。

個人能力としては高くないが、戦術眼の高さと動きの質を武器にするタイプで、シンプルにボールを捌いて動き出すことを繰り返し高い位置までオーバーラップ、攻撃にリズムとアクセントを加える選手。またフリーキックにも才能を見せる。

ユース時代にはボランチとして活躍していたが、トップチームではクロード・ピュエル監督の指示により右ウイングとしてデビューを果たした。

08/09シーズンからはルディ・ガルシア監督の下でサイドバックにコンバートされ、持ち前のクレバーさですぐに役割に馴染んだ。10/11シーズンにはさらに再びボランチにも挑戦することとなり、センターバック以外のほとんどのポジションで出場。リールの躍進と共に評価を高め、ローラン・ブラン監督のもとフランスA代表にも選出されEURO2012メンバーにも選出された。

ちなみに弟のグレゴリーもリールの下部組織に所属して研鑽を積んでいた。