ジョルジョ・キエッリーニ
Giorgio Chiellini

ワールドクラスの実力を持つ熱血系ディフェンダー。

強靭なフィジカルをベースにファウルすれすれのハードマークで相手アタッカーを封じ込める。

セリエBのリヴォルノ時代に「マルディーニの再来」という評価を受け、03/04シーズン終了後にユヴェントスへ引き抜かれる。04/05シーズンはレンタルでフィオレンティーナへ移籍すると、左サイドバックとしてプレー。ダイナミックな攻撃参加を武器に、フルシーズン戦い一気にブレイク。2004年11月にはリッピ政権下のアッズーリにデビュー。将来を大きく嘱望されるようになる。この頃にはニックネームも少し変わり「ブリーゲルの再来」と呼ばれるようになる。

05/06シーズンに保有権を持つユヴェントスへ加入すると、左サイドバックとして17試合に出場。カルチョーポリによって剥奪されたが、このシーズンのスクデットを獲得した。翌06/07シーズンはセリエBに降格したチームに残留。それまでトップリーグでしかプレーしたことの無いチームメイトが多い中、数少ないセリエB経験者の一人として1年シーズンでのセリエA復帰に貢献した。

先のシーズンに見せた活躍でチーム内での重要度も増した07/08シーズンは、センターバックとしての才能が開花したシーズンとなった。故障者続出により中央で起用されると、アグレッシブな守備でポジション奪取。ドナドーニのアッズーリにも召集され、2008年欧州選手権メンバーにも選出された。

以降は、ユヴェントス、アッズーリどちらにおいても守備の要として君臨。クラブでは不動のレギュラーを務め、代表では2009年コンフェデレーションカップや2010年W杯に出場。11/12シーズンにはユヴェントスのスクデット獲得に大きく貢献した。

トリノ大学経済学部卒のインテリでもある。
公式サイト　http://www.giorgiochiellini.com/site/