パオロ・デ・チェッリェ
Paolo De Ceglie

かつてユヴェントスを指揮したデシャンが、マルキージオと並んで厚い期待を寄せた、「ユーヴェ・プリマヴェーラ黄金世代の象徴」で、同じ釜の飯を食ったクラウディオ・マルキージオとは竹馬の友と呼べる関係。

ユーヴェの下部組織で育ち、「才能の宝庫」とも言われた05/06シーズンのプリマヴェーラ主力メンバーとして活躍。インテルとで行われたスーペル・コッパ・プリマヴェーラではハットトリックを達成した。多くのユヴェンティーニがネドヴェドの後継者として注目したが、トップチームへ昇格後はサイドバックとして成長。しばらきは“青さ”が感じられたが、10/11シーズンから準レギュラーに躍り出ると、自身が「サイドアタッカーに必要な走力はある」と豪語していたスピードに加え、弱点としていた攻守の切り替えや安定感を身に付けてスケールアップ。総合能力の高いサイドバックへと進化した。

マウリツィオ・スキンカッリャ、クラウディオ・ジェンティーレそしてヴィンチェンツォ・キアレンツァを師と仰ぐ。