ママドゥ・サコ
Mamadou Sakho

07/08シーズン、チームが不調に陥る中、左サイドバックでトップデビューし、17歳という最年少でキャプテンマークを巻いた驚異のタレント。

本職はセンターバックで、年齢を感じさせないコミュニケーション能力と落ち着きを持ち、身体能力も高い。豊かな運動量とスピード、高いジャンプ、足元のテクニックもなかなかのもの。コーナーキック時にはアクロバティックなシュートでゴールを狙う。

目立った欠点はサイドバック時のクロスの精度と、やや裏を取られやすいポジショニング、ヘディングミスの多さ、時折見せる若さから来る軽率なプレーなど。安定感に関しては、世界最高クラスと比べると数段劣る。

フランスの各年代の代表チームには必ず名を連ね、キャプテンを務めることも多かったが、2010年にはローラン・ブラン監督によって初めてフランスA代表に選出され、11月に行われたイングランド戦で交代出場。初キャップを飾った。