ズマナ・キャマラ
Zoumana Camara

守備能力をバランスよく備えた元フランス代表ディフェンダー。2001年にコンフェデレーションズカップの際に召集され、1試合だけ出場したことがある。それ以降はB代表には呼ばれているが、フル代表には縁がない。

若くしてサンテティエンヌでデビューを飾り、1998年にはインテル・ミラノに青田買いをされたが、世界トップレベルのチームではさすがに出番がなく、エンポリやバスティアに貸し出される生活を送り、結局放出の憂き目を見た。

その後は国内に復帰し、マルセイユやランス、リーズ・ユナイテッドのレンタルを経てデビューを果たしたサンテティエンヌに戻って復調を見せた。

ポジション取りが上手く、スピードとドリブルもそこそこ。センターバックもサイドバックも問題なくこなせる便利な選手であった。ベテランとなってからは、年齢を重ねたことによってスピードの衰えが顕著であるものの、経験を生かしたプレーで右サイドバックにも配置された。