ダビド・オスピナ
David Ospina Ramírez

2014年W杯のコロンビア代表守護神。実妹ダニエラは同代表ハメス・ロドリゲスの妻である。

非常に早くから将来を嘱望された大器で、U-20代表時代にアレナスからポジションを奪い、17歳という年齢でA代表昇格を果たしている。エドゥアルド・ララ体制化の2009年よりライバルのカレロ、サパタといったベテランを抑えファースト・チョイスとなった。

シュートへの反応や捕球能力、クロスボールへの飛び出し・処理などトータルバランスに優れたGK。南米の選手にしてはフィード、足元の技術が並でプレーは地味そのものだが、若くして堂々たる風格を放ち、欧州の選手のようなどっしりとした安定感は、同国の重鎮ファリド・モンドラゴンを彷彿とさせる。

2008年より所属するフランスのニースでは、チームがウーゴ・ロリスをリヨンに放出した後に獲得したことから“リトル・ロリス”と呼ばれていた。2014年ワールドカップでの活躍から評価を高め、アーセナルへのステップアップした。

2014年3月7日に行われたマルセイユ戦から怪我のためか右足が使えず、長い間全てのキックを左足で行っていた。