イヴァン・ペリシッチ
Ivan Perišić

わずか17歳でアンデルレヒト、PSV、アヤックス、トラブゾンスポシュ、ヘルタ、HSVら有名クラブからの熱視線を集めた、“新たなアサノヴィッチ”。

比較の対象とされる、アサノヴィッチとは利き足が異なるが、偉大な先輩に負けて劣らぬ、多彩で正確なキックやドリブルを操り、とりわけ、空間把握能力の高さを感じるスルーパスのセンスは非凡。また、得点感覚も抜群で、味方のスルーパスやクロスボールに対応する動きも巧く、ゴール前では冷静さも見せる。また、上記の通り、利き足は右だが、フリーキックでは角度によっては左足を使うこともあるように、逆足の精度も利き足と遜色がない。

2009年に移籍したブルッヘでもすぐさまレギュラーポジションを奪い、瞬く間にチームの主軸の一人に。11/12シーズンに移籍したドルトムントでも加入直後から貴重な得点を上げるなど、一瞬にして信頼を掴んだ。しかし、最後までレギュラーポジションを獲得するには至らず、12/13シーズン途中にヴォルフスブルクへ移籍を決めた。

ちなみに、ドルトムントに移籍するまでは公称180cm74kgという体格だったが、何故かドイツに渡ってから187cm80kgと急激にスケールが大きくなった。