ジョアン・オデル
Johan Audel

ルーツをマルチニークに持つ、ニースの下部組織出身のストライカー。トップチームでは出番はなかったものの、移籍したリールからさらに貸し出されたロリアンでレギュラーとして活躍。05/06シーズン8ゴールをあげて1部昇格に貢献した。

リールに一度復帰するも再び出番はなく、07/08シーズンには放出されてしまう。しかしその後ヴァランシエンヌで活躍し、ストライカーとしてだけではなく左サイドでもプレーし、選手としての幅を広げた。

とにかく加速に優れ、裏に飛び出すことを得意としているタイプのフォワード。常に一発で裏に抜ける形を狙っており、ボールスキルも高い。決定力や空中戦、個人での突破力はあまり優れていないものの、一点に特化した能力を持つ。

2014年6月25日、禁止されているスポーツベット（サッカーの試合に金銭を賭ける行為）を行ったとしてフランスプロサッカー連盟による調査の対象に。彼はグループ4に属し、自身の所属するチームが敗戦する方に賭けたことがあるとして最も重大な違反とされた。