伊藤 翔
Sho Ito

元U-19、U-20日本代表。“和製アンリ”と評されるストライカー。

184cmの長身ながら50mを6秒で走る俊足と左サイドからゴールへ向かうプレースタイル、そして2006年8月にアーセナルの練習へ参加し、アーセン・ヴェンゲル監督にアンリに例えて賞賛されたことから、自身も憧れる“和製アンリ”として知られるようになった。

労働許可の問題からアーセナル入りは叶わず、高校卒業と同時にフランス・グルノーブルへ加入し、10/11シーズン終了後に清水エスパルスへ移籍。当時の長谷川健太監督は守備の成長を評価していたが、加入して間もなく怪我をしたこともあり、2010年は天皇杯の1試合出場に留まった。

グルノーブル時代のミシャ・バズダレビッチ監督は、「純粋な才能、テクニック、戦術のセンスはリーグ・アンでプレーするのに十分なものを持っているが、精神的な獰猛さ、絶対に勝つんだという意地が足りない」と話している。