クリスティアン・マッジョ
Christian Maggio

ヴィチェンツァ・プリマヴェーラが輩出した、イタリア屈指のサイドプレーヤー。

サイドアタッカーに必要な走力は勿論のこと、ドリブル突破からのクロスや得点力も兼備。オフ・ザ・ボールの動きにも定評がある。

03/04に所属したフィオレンティーナで攻撃的なサイドバックとして注目を集めると、06/07シーズンからプレーしたサンプドリアでブレイクする。ここでは中盤右サイドで起用され、07/08シーズンには二桁の大台まであと一歩と迫る9ゴールをマーク。こうしてトッププレーヤーの仲間入りを果たすと、08/09シーズンからはナポリへ移籍。恩師マッツァーリ監督の寵愛を受けながら、ウイングバックのレギュラーとして活躍を続けた。

クラブでのパフォーマンスが当時の代表監督リッピの目に留まり、2008年11月のギリシャ戦でA代表デビュー。そのままアッズーリに定着し、2010年W杯の23人にも滑り込みでメンバー入り。本大会グループステージ第三戦スロバキアとの試合で、途中出場ながらピッチに立った。プランデッリ政権下でも常連となり、EURO2012本大会メンバー入りを果たす。