ガビ・ムディンガイ
Gaby Mudingayi

コンゴ民主共和国からベルギーへ帰化し、ベルギー代表としてプレーした経験を持つミッドフィールダー。

強靭な肉体を駆使したパワフルな守備が持ち味としているが、ウィークポイントは、その強すぎるフィジカル故に相手とのコンタクトプレーでカードを貰い易いこと。また守備での貢献度から考えると攻撃面は凡庸。

ベルギーのヘントでプレーしていたところ、その守備能力が買われ03/04シーズンの冬のメルカートに、セリエBのトリノへ加入した。トリノで2シーズンプレーしたところでムディンガイに目を付けたのがラツィオだった。こうして05/06シーズンにはラツィオへ移籍。セリエA初挑戦が強豪クラブでとなったが、2シーズン目からは20試合以上の出場機会を与えられ存在感を示した。

しかし08/09シーズンからはプロヴィンチャのボローニャへ移籍。ひとまわり小さなクラブへ移籍したことでその重要度は増し、中心選手として中盤のディフェンスを支える。

12/13シーズンには買取オプション付きでインテルにレンタル移籍。守備的な戦術を敷く場合など限られた中でも貴重なバックアッパーとして重宝された。

14/15シーズンエルチェに途中加入したがこちらでも財政の問題から登録ができない事態となった。2015年2月にイタリアへ戻りチェゼーナと契約しようやく選手登録完了となった。