バスティアン・シュヴァインシュタイガー
Bastian Schweinsteiger

ドイツの中盤に君臨する全能型MF。

若い頃の主戦場は左サイドで、純粋なスピードこそないが緩急を付けたドリブルから内へ入ってのミドルシュートが得意であった。ミドルシュートの精度は高く、助走なしでも強烈なシュートを撃てる。また当たりにも強く、運動量も豊富でサイドバックをこなすなど器用なところもあり、年齢を重ねるにつれ精神力も強くなり安定感も増したことで中盤の底でプレーするようになった。

ドイツ代表として2004、2008、2012年のユーロ、2006年、2010、2014年のワールドカップに出場。ユーロ2008ではガールフレンド（サラ・ブランドナー）の美貌が話題にもなった。2014年のワールドカップ終了後にフィリップ・ラームが代表チームから引退し、新たなキャプテンに就任した。

基本的にはメンタリティの強いユーティリティプレーヤーだが、バイエルンの選手として臨んだ11/12UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦では、PK戦で5人目のキッカーを担当。ホームであるアリアンツ・アレーナでの試合ということもあり是が非でもビッグイヤーが欲しかったところであるが、自身の失敗が響きあと一歩のところで夢破れた。

上述したサラ・ブランドナーと別れた後は、プロテニス選手でセルビア国籍のアナ・イヴァノヴィッチとの交際が報じられている。

意外と忘れられがちだが、兄トビアスもプロサッカー選手で、ドイツの様々な中小クラブでプレーしている。

公式サイト：　http://www.bastian-schweinsteiger.de/