レネ・アドラー
Rene Adler

代表チームにおいて、同世代のマヌエル・ノイアーとハイレベルな守護神争いを繰り広げる、ドイツはもとより、欧州でも最高クラスのシュートストッパー。

デビュー当初は、ティム・ヴィーゼのように、捕球の技術、球をきちんとセーブすることに関しては課題を残すが、反応の良さで補うフィジカル系と思われていたが、試合経験を積むことで安定感が飛躍的に上昇。今ではミスの少ない現実的なゴールキーパーとして評価されている。課題は怪我の多さ。

ドイツU-20代表時代には、2005年のワールドユースでは"1番"を背負い、イェンス・レーマンの引退後には、ドイツのA代表でもレギュラーの座を獲得するが、2010年W杯には、4月20日の練習中に肋骨を骨折し手術。本人も「人生で最も難しい決断」と語ったが、完全な回復が難しいとして出場を回避。初の大舞台のチャンスを逃した。