トマス・リンコン
Tomás Eduardo Rincón Hernández

ベネズエラ代表のボランチ。U-20代表ではキャプテンを務めた。

目立たないが常にポジション修正し、全体がスムーズにプレー出来るよう心掛ける中盤のバランサーで、当たりにも強く、足元も巧いのでブンデスリーガという厳しいリーグにあっても溜めを作ることが出来る。試合をコントロールし、落ち着かせる能力は年齢を感じさせず、繋ぎのショートパスはほとんど失わない。一方で守備の場面でそれほど目立たず、身体能力、特にスピード面はあまり感じられない。

A代表には2010年ワールドカップ南米予選の途中から定着し、ハンブルクでも09/10シーズンから出場機会を増やしつつある。

2011年コパ・アメリカではアランゴの第2キャプテンとして、また、守備的MFとしてベネズエラ代表のベスト4入りに貢献。しかし、自身は2度のレッドカードを受けてしまい、評価の難しい大会となった。