ピオトル・トロホフスキ
Piotr Artur Trochowski

ドイツ屈指のアタッキングセンスを備えた小さな巨人。

ドリブル、パス、シュートとどれも非凡な才能があり、振りが小さくて速いうえ、球の芯を捉える技術が高度。「左右遜色なく蹴れる」とドル監督も語るように、両足から正確且つ鋭く、強烈なミドルシュートを放つ。プレースピードも速く、守備へもしっかり参加するが、冷静さを失うシーンが頻繁に見られ、継続性が課題となる。

常日頃から「自分は自分」という強い気持ちを持った選手で、ハンブルガーSVに移籍した際に“ファン・デル・ファールト2世”との報道されたことには不快感を露わにしていた。

ポーランド国籍を所持していたが、2006年にレーヴ監督によりドイツA代表に初招集され、W杯南アフリカ大会などに出場した。