ゴイコ・カチャル
Gojko Kačar

迫力あるプレーをするセンターハーフ。突進力がありパスも出せ、それでいて身体能力に優れ高さもある。GK以外全てをこなすユーティリティー性も売り。

セルビア第二の都市、ノヴィ・サド出身。地元の強豪クラブ、ヴォイヴォディナで03/04シーズンにデビューし、徐々に出場機会を増やしていったカチャル。

転機が訪れたのは07/08シーズン。それまではセンターバックで起用されることが多かったのだが、非凡な得点感覚が評価されFWに転向すると、ゴールを量産。17試合で10ゴールをあげる活躍で、2008年1月にヘルタ・ベルリンへと引き抜かれ、同クラブでは主に中盤のセンターや右サイドでプレーした。

A代表にも定着しているが、スタメンクラスとまでは行かないため、U-21時代はそちらの公式戦があるときは優先的（北京五輪など）に出場。また、2008年9月に行なわれたハンガリーU-21との試合ではMFながら5得点を記録し、国際試合で1試合5ゴールをあげた初のセルビア人選手となっている。

2014年2月、ハンブルガーSVからセレッソ大阪へ期限付き移籍。ランコ・ポポヴィッチ監督の下では主にCBとして起用された。