ハイコ・ヴェスターマン
Heiko Westermann

力強さと頭脳的なプレーが融合したハイレベルな守備技術が光る、ドイツ代表センターバック。

その高さで空中戦において強さを見せる一方で、守備自体は非常にクレバーで出足の鋭さを活かしたインターセプトやタックルの威力はブンデスリーガでもトップクラスだった。また、DF、MFの幅広いポジションをソツなくこなし、シャルケ時代にはアンカーマンとして起用されたことも。

ドイツ代表ではなかなかレギュラーポジションを掴めなかったが、ビーレフェルト時代のチームメイトである、元ドイツ代表DFベーメが「ブンデスリーガでもトップのディフェンダー」と称したこともあるように、その実力は本物だ。

2015年にはベティスへと移籍し、リーガに参戦。13節のレバンテ戦では2枚のイエローカードを受けて退場になってしまった。これがキャリア通算496試合目にして、初めての退場だった。なんでも、2012年3月以降はイエローカードの累積による出場停止すらなかったそうだ。