ジェフェルソン・ファルファン
Jefferson Agustín Farfán Guadalupe

ペルーきってのスター選手。

上背はさほどないが、脅威的なボディバランスと圧倒的なスピード、また足元の技術と決定力も兼ね備えている。

国内や代表ではストライカーという印象もあったが、PSVやシャルケではウイングとして大成。シャルケでは10/11シーズンより内田篤人とチームメイトとなり、右サイドのコンビを組んだがファルファンのプレースタイルがサイドに張り付き、ボールのないところでの動きが少ないために連携を駆使して攻め上がる内田との相性は抜群である。

上記のようにあまりにも恵まれた身体能力が、考えてプレーする能力や周囲を使うことの上達を妨げているとの見方もある。

また、2007年には試合前に無断でパーティーに参加し、ペルーサッカー協会から18ヵ月に渡る出場停止を受けた。そのため2010年へ向けた南米予選を棒に振ったことがあり、さらに2010年10月の親善試合で、出場停止処分が解けたばかりの身分でありながら、同12日パナマ戦後にレイモンド・マンコ、ジョン・ガリキオと無断で宿舎を抜け出しカジノに出掛けるなど、素行面は度々問題視されてきた。代表チームから永久追放される可能性が報じられており、関係者の話では「もう2度と招集されないかもしれない」とのこと。

ちなみに、日本では語頭の「ファ」を強く呼ばれることが多いが、Farfánの表記の通り、(Forlánなどと同様に)二番目の「ファ」にアクセントを置いた発音が正しい。