マクドナルド・マリガ
McDonald Mariga

抜群の身体能力を持つケニア代表ミッドフィールダー。

高いキープ力を実現するための強靭なフィジカルとボールスキルを持ち、中長距離のパスやミドルレンジのシュートも破壊力を秘める。また、守備時のポジショニングも良く、カバーリング能力もあるなど、スケールの大きさを感じさせる選手。

2005年にスウェーデン3部のエンケピン加入。1年でヘルシンボリへステップアップし、36試合6ゴールの活躍を見せると、イングランド方面のクラブから注目を集めた。しかし労働許可証の問題で移籍が頓挫し、移籍先はイングランドでは無くイタリアとなった。

07/08シーズン夏のメルカートでパルマへ加入すると徐々に出場機会を手にし、08/09シーズンにはレギュラーポジションを獲得。チームをセリエA昇格に導く活躍を見せた。このパフォーマンスが名将モウリーニョの目に留まり、2010年1月にインテルへ移籍。3部リーグからスタートしたプロキャリアだったが、僅か5年で世界屈指の名門クラブへと上り詰めた。

しかし、インテル加入後は故障続きでコンディションが整わず戦力外扱いに。レアル・ソシエダ、パルマなどレンタル生活も増えた。