アレクサンダー・バウムヨハン
Alexander Baumjohann

ユース時代から”シャルケの天才”と評された、元ドイツU-21代表MF。

フィジカル的な強さ（脅威）は感じないが、ブラジルのジエゴを思わせる足元の技術は高く、左サイドから切れ込んできてのスルーパス、シュートが特徴。キレもあり、エラシコを見せたりといった瞬間的なアイデアもあるが、万年の課題は安定感のなさで、優れたプレーを見せたかと思えば、次の試合では別人のようなプレーに終始するなど、一年を通じてなかなか評価されることがない。

ボルシアMGへ移籍後の2008年8月のブレーメン戦で70mをドリブルで持ち上がりゴールを決めたことで一気に評価を高めたが、09/10シーズンに移籍したバイエルンでは3試合の出場に留まり、半年足らずでシャルケ04へ復帰するなど、トップレベルでコンスタントな活躍を見せられずにいる。