ルイス・グスタヴォ
Luiz Gustavo Dias

攻撃的な姿勢を貫く、“ラングニック・ホッフェンハイム”のサッカーにおいて、中盤の底でチームを支えた屋台骨。

アンカーマン、ボランチとしての能力は筆舌に値するレベルにあり、1vs1や競り合いに滅法強く、豊富な運動量を活かして時にはDFラインまで下がりチームの窮地を救う。また、ボールを奪ってからの展開力にも才があり、度々、カウンターの起点となる鋭いパスやサイドチェンジでチームに攻撃のスイッチを入れている点も見逃せない。ただ、やや難しい角度からでもタックルを狙いにいく癖があり、その特徴がボール奪取の高さを生んでいるが、一方でファールの多さの原因となっている。

10/11シーズン途中にホッフェンハイムからバイエルンへ移籍。デビュー戦は左サイドバックとして出場したが、その後は、本職の守備的ミッドフィルダーが定位置に。

また、敬謙なキリスト教徒としても知られ、試合前のお祈りは欠かさない。

セレソンには規律と機能美を重視する第2期フェリポン体制で重宝され、2013年コンフェデの優勝を機にボランチのレギュラーに定着。コンビを組むパウリーニョが攻撃を得意とするため、守備専門の選手として全体のバランスを取った。