ロマン・ノイシュテッター
Roman Neustädter

ソ連生まれの大型セントラルミッドフィルダー。

恵まれたフィジカルを活かしたハードな守備が持ち味としており、守備的MF以外にもセンターバックでの起用にも応える一方で、パススピードがありフィードセンスにも優れることから過去には攻撃的MFとして使われたことも。

父のペーターがリザーブチームの監督を務めていたマインツの下部組織出身で、2009年にはマインツのトップチームでブンデスリーガ・デビューを果たすが、その年に13年間所属したクラブを離れ、ボルシアMGへ移籍。ここで着実に実績を積み、12/13シーズンにはシャルケへ加入した。シャルケではチームの好調を支える屋台骨として中盤に君臨。素早い潰しと的確な捌きで攻守の心臓部として活躍し、そのパフォーマンスが認められる形で2012年11月にはA代表初招集を受けた。

前述の父は、マインツなどで活躍したフットボーラーでカザフスタン代表歴がある、ロマンは彼がウクライナのドニプロに所属した頃に生を受けた。そのため、ドイツのユース代表歴を持つが、国籍を複数所有している。2012年11月9日のオランダとの親善試合でA代表デビュー。しかし、ロシアは国籍を取得前でありながらEURO2016でロシア代表に招集した。

シャルケでは内田とチームメイトでオフシーズンには浅草観光をし、2ショット写真を撮ったことで知られる。