アンドレア・マジエッロ
Andrea Masiello

02/03シーズンにセリエC2のルッケーゼでプロデビューし、彼のプレーに注目したユヴェントスに引き抜かれる。03/04シーズンからはユヴェントス・プリマヴェーラで育成された。この時期にはU-18イタリア代表として2004年の仙台カップで、マルコ・モッタやドメーニコ・クリッシトらと共に来日し、この大会でMVPを受賞するなど将来を嘱望されていた。

しかしユヴェントスのトップチームの壁は厚く、カンピオナートでプレー出来たのは04/05シーズンの1試合のみで、05/06シーズンはセリエBのアヴェッリーノへレンタルされる。ここで39試合に出場し大きな経験を積むが、06/07シーズンに加入したセリエAのシエナでは1試合も出場出来ずにベンチ暮らしが続き、冬のメルカートでセリエBのジェノアへレンタルされてしまう。続く07/08シーズンもAに昇格したジェノアでは4試合程度の出場数、冬にレンタルで加入したバーリへレンタルされる。セリエBでは活躍出来るものの、セリエAが舞台になると力不足の感が否めず、所属クラブが落ち着かない時期が状態が続いた。

しかしこの2008年の冬から加入したバーリでようやく信頼を勝ち得ることに成功する。08/09シーズンは39試合に出場しチームのセリエA昇格に大きく貢献。09/10シーズンはこれまで活躍できていなかったセリエAの舞台となったが、それまでは強さと高さが武器のセンターバックだったが、右サイドバックでも実力を発揮できるようになり、37試合2ゴールの活躍を見せる。さらにチームの副キャプテンにも任命されメンタル面でも成熟したマジエッロは、ラノッキアやボヌッチらと共に強固な守備ブロックを形成し、見事チームを残留に導いた。

2011/12シーズン中、八百長により2年5ヶ月の出場停止となった。2015年1月に元所属のアタランタと再契約しサッカーシーンへ復帰した。