バスティアン・オチプカ
Bastian Oczipka

ドイツU-20代表経験もある、レヴァークーゼンの下部組織出身のサイドバック。

勇猛果敢な攻撃参加を最大の持ち味とし、その攻撃力の高さからサイドハーフ、ウィングとして起用されることもある。だが、守備が苦手というわけではなく、献身的にチームのために働く姿勢や安定感もあり、総合能力を見ても高レベル。やや攻撃のバリエーションが少ない点はあるが、順調に成長すれば、ブンデスリーガでも屈指のサイドバックへと成長する可能性を秘めている。

10歳の頃にレヴァークーゼンに入団して以降、約10年に渡って同クラブに所属するも、最終的にはセカンドチームに2試合のみ出場し、08/09シーズンにハンザ・ロストックへレンタル移籍。09/10シーズンからはザンクト・パウリへローンで加入した。だが、この武者修行が成長促進剤となり、ブンデスリーガでも注目される存在に。「信じられない潜在能力の持ち主」と太鼓判を押した、シュタニスラフスキ監督から絶対的な信頼を受け、10/11シーズンにはレギュラーとしてフル稼働。ドイツ代表入りも噂されるパフォーマンスを見せた。