サンドロ・ヴァークナー
Sandro Wagner

元U-21ドイツ代表FW。

ユース時代はバイエルン・ミュンヘンで育ち、セカンドチームを経て、07/08シーズンにトップチームデビューを果たすが、その集団の中には彼の居場所はなく、08/09シーズンにデュイスブルクに加入。そこでまずまずの成績を残し、ドイツU-21代表への招集やブレーメンへ移籍する権利を勝ち取った。

その大柄な体躯から、鈍重な印象を持たれることもあるが、スピードやアジリティに不足感はなく、むしろ、PA内でボールを待ち構えるよりはDFラインの裏を抜け出してゴールを奪うほうが得意な形。また、FWにしてはスタミナも高く、献身的な姿勢で守備面でもチームを助ける。

U-21代表ではチームのムードメイカー的な存在で、2009年に行われたU-21EURO決勝のイングランド戦でゴールを決めると、スターウォーズに登場するC-3POの動きを真似たダンスを披露。お茶の間にも“笑い”を提供した。